安木 真一(京都外国語大学 キャリア英語科 教授)
DVD『「英語力がメキメキUP!」48の音読・シャドーイング』の制作に携わっていただいた安木先生に、この指導法についてのお話をうかがいました。
日本で英語を教えたり学んだりする際には、音読指導こそが核になる
日本のように日常生活で英語を話すことのない環境において、英語を教えたり学んだりする際に、音読指導こそが核になると確信しています。
それをこのDVDの中で具体的に理論に基づいて紹介しています。
今、時代はアクティブラーニングの時代と言われています。
生徒が主体的に考えて行動する、
そしてそれを授業の中で教師が、そういう生徒達を育てていく、
というのがひとつの目標になっています。
しかしいくら生徒が主体的にしても、きっちり英語を聞いて読んで書いて話すことができないといけません。
その基盤になるのが音読指導であると考えています。
このDVDの見所は、まず理論に基づいて、なぜその音読をその段階で使用するかなどの音読指導法を学び、実施することで、自信をもって授業を行えることになります。
2つ目はまず理論編で、基本的な音読。
例としてリッスンアンドリピートとか、オーバーラッピング、それからリードアンドルックアップなどの方法を学び、それをDVDで見て実施することで、とりあえず授業を行うことができます。
3つめは音読を発展する形。例えばカード方式のインタビューゲームなどを行うことで音読だけに終わらない指導を行うことができます。
皆さん、ぜひDVDを見て授業で音読指導を実施してみてください。
もしある音読がうまくいかなければ同じ効果のある別の音読を試してみてください。そしてなんらかの表現活動や評価活動を行ってください。
必ず授業が変わると思います。