テーマ:音声指導
知識としての英語ではなく、英語を用いたコミュニケーション力を向上させていくことが求められている現在、これまで後回しにされがちだった音声やリズムに関する指導の重要性が増してきています。
日本語が母語ではない他者と英語でやりとりをする際に、より「英語らしい英語」を身につけることは円滑な意思疎通を図る上でも必要なことです。
小学校における現行の学習指導要領でも「外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに、日本語との違いを知り、言葉の面白さや豊かさに気づくこと」が示されています。
日本語と違うが故に「苦手」ではなく日本語と違うから「面白い」と感じてもらうためには、どのような指導をすればよいのでしょうか?
今回は「英語らしい英語」を身につけさせるための指導法をいくつか取り上げています。
・忙しいカリキュラムの中に効率的に「音声指導」を組み込むにはどうしたらよいのか?
・「英語による授業」を行いながら、生徒自身が楽しく英語のリズムを身につける方法とは?
・読み書きでつまずく原因となる「英語の音」と文字(綴り)を定着させる、世界120カ国で導入されている指導法とは?
日本人が話す英語はわかるけど日本語を母語としない他者の話す英語は聞き取れない、という日本人は多いかと思いますが、逆もまたしかりです。伝わらない言語では意味がありません。
英語初学者から中学・高校生まで、今後ますます加速化するグローバル社会に生きる児童・生徒たちが、母語の違う世界各地の人々と円滑なコミュニケーションを図っていくためにも必要な「音声やリズム」に関する指導スキルを、ぜひ身につけてみてください!
英語は英語で、そしてリズミカルに教えよう!
DVD No.E124-S(全2巻)
■企画・監修・出演:靜 哲人(大東文化大学 外国語学部 英語学科 教授)
リズムを無視して英語を話しても通じにくいですし、聞き取りもできません。
このDVDでは「英語らしい英語」の指導に定評がある靜先生の「英語による本文理解活動」「本文を用いたリズミック音読」をテーマとした指導を紹介しています。
楽しい授業を実践するヒントが得られるはずです!
音声をベースとした中1英語指導
~システマティックな指導計画で英語らしい「音声」を身につける~
DVD No.E149-S(全1巻)
■授業・解説:田中 敦英(桐朋中・高等学校 英語科教諭)
NHK基礎英語の講師としてもおなじみの田中先生が、限られた時間の中で音声指導・音読指導を効果的に行うための考え方、音読活動の流れや重点的に指導するポイントや具体的な指導例を実演。
実演は中1で行っていますが中高の他学年や小学校の授業にも応用可能です。
英語らしい「読み」ができることで生徒の英語に対する姿勢も変わります!
ジョリーフォニックスで初めてのシンセティック・フォニックス授業
~トレーニングセミナー編~
DVD No.E145-S(全4巻)
■監修・解説:山下桂世子(ジョリーフォニックス&ジョリーグラマートレーナー)
■使用教材:ジョリーラーニング社(Jolly Learning)
日本人が読み書きでつまずく原因となる「英語の音」を、目から、あるいは耳から、または動きと関連づけて覚えていきます。イギリスの7割の学校で使用され高い学習効果が実証されており、小学生だけでなく英語の読み書きを苦手としている中学生やディスレクシアをもつ子どもにも効果がある指導法です。
一人でも多くの子どもたちに「わかる!楽しい!」と感じてもらえる英語授業のために。
日本と英国両方での教員経験を持ち、各地にファンも多い山下先生によるトレーニングセミナーの模様を、是非ご覧ください!